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ノンスパークフィルター「HY-PRO」

ノンスパークフィルター「HY-PRO」

・Hy-Proフィルターエレメントは火花放電を防ぎ、軸受潤滑油や
 油圧制御装置の位置(ポテンシャル)エネルギーを最小限にします。
・フィルターエレメントの火花放電による油の劣化を防ぎます。
・油の酸化防止剤の減少を抑え油の耐用年数を延ばします。
フィルターエレメントの火花放電

油が複雑な形状のフィルターエレメントを通過すると、エレメントに静電気が蓄積し、
結果フィルターエレメントから支持管に高電圧火花放電が発生します。
写真1と2はフィルターエレメント支持管の火花放電(孔食と燃焼)の証拠です。
写真3はフィルターとエレメント支持金網が火花により焼損したことを示しています。
潤滑油基油の品質をグループIからグループIIへの変更は火花放電を増やします。
グループI基油は低電荷の静電気をシステムから地面にアースします。
グループIIの基油は抵抗率が違うため、電荷がシステムに残り、
フィルターエレメントに高レベルの電荷が蓄積します。エレメントを最小化するとか電荷を消滅することができない場合、
エレメントの静電気は放電するまで蓄積していきます。

NSDエレメント、火花放電のないフィルター

フィルターエレメントの火花と高電荷を防ぐには、主軸受潤滑油フィルターに
コース(粗い)フィルター(静電気防止)を使用することも一案です。
この方法は火花を防ぐかもしれませんが、ろ過率効率低下と
軸受破損のリスクを取り除けません。独立した研究所の調査では、Hy-Pro高性能
3ミクロン(β5>1000)NSDフィルターは耐火花放電であることを証明しています。
フィルターエレメントの火花放電量がワニス問題に関係するというのは誤解です。
ワニスは油の酸化により生成されます。
火花放電は熱劣化という深刻度の高い問題です。
熱劣化は添加剤の消耗を速め、油の寿命を短くします。
NSDフィルターエレメントは放電による熱劣化を大幅に低下させ、
その原因を取り除くことにより添加剤の寿命を伸ばします。